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2022年11月24日

アパート経営初心者が参加してはいけないセミナーの特徴を晒します。

アパート経営を始める方にとって、セミナーでの情報収集は有効的な手段の一つです。

ただし、不動産投資セミナーの中には、悪質なものが存在します

弊社へ相談にいらっしゃる方の中にも、不動産投資セミナーに参加し、物件選びで失敗してしまった方が少なくありません。

不動産投資の初心者がセミナーに参加する際は、セミナーで提供される情報の良し悪しを見極める力が必要です。

ここでは、アパート経営の初心者に向けて、セミナー参加の選び方やメリット、注意するべきセミナーの特徴を解説します。


【アパート経営の初心者向け】不動産投資セミナーの選び方

不動産投資セミナーと言っても、多くの種類があります。セミナーへ参加する際は、まず、以下の3点を確認しましょう。

【セミナー参加前の確認事項】

  • 対象者
  • 内容
  • 主催者

不動産投資セミナーには、初心者向けのものもあれば、すでに不動産投資を始めている方向けのものもあります。

前者であれば「物件の選び方」や「不動産投資のリスク」など基本的な内容となり、後者であれば「資金繰り」や「空室対策」など、より実践的な内容です。

また、不動産投資の対象を大きく分類すると、「ワンルームマンションor一棟物件」「新築or中古」となります。一般的に、アパート経営といえば一棟物件を指します。

投資対象によって特徴が異なるため、セミナーの対象や内容と、自分が気になる投資手法が一致しているかどうかを確認しましょう。

アパート経営の初心者がセミナー選びで失敗しないためには、主催者の確認も重要です。

投資セミナーの主催者は、不動産会社、資産運用会社、不動産投資家など多様なケースがあります。主催者を確認し、公式サイトなどから主催者の実態を確認しておきましょう。

アパート経営の初心者がセミナーに参加するメリット

アパート経営の初心者がセミナーに参加するメリットは、以下3点です。

【セミナーに参加するメリット】

  • 最新情報を得られる
  • 個別に質問できる
  • 人脈形成できるチャンスがある

アパート経営には、不動産取引、賃貸経営、税金、会計など、幅広い知識が必要です。

必要な基礎知識を体系的に学ぶためには、書籍による勉強が有効です。

しかし、融資や不動産市況は短期間で変動する可能性があるため、書籍のみではカバーしきれません。

書籍では得られない最新情報を入手するために、セミナーを利用するとよいでしょう。

また、セミナーでは、講師に直接質問できるケースがあります。

情報収集で生じた疑問を解決するためのセミナー参加も有効です。

セミナーは、講師のみでなく参加者同士の交流の場としても利用されます。

複数のセミナーで積極的に参加者と交流しておくと、困った時に相談できる相手が見つかるかもしれません。

アパート経営初心者が参加しちゃいけない系セミナーの3つの特徴

アパート経営で失敗しないためには、セミナーで提供される情報の良し悪しを見極める力が必要です。

セミナーの広告のみでは悪質かどうかの判断が難しいため、複数のセミナーを比較しながら情報を見極める力を養いましょう。

ここでは、初心者が注意するべきセミナーの特徴を紹介します。

セミナー後、すぐに特定の物件を勧めてくる

セミナーの主催者が不動産会社の場合、セミナーで集客し、自社にとって収益性の高い物件のみを参加者に勧めるケースがあります。

しかし、セミナーで紹介された物件があなたに適した物件とは限りません。

購入するべき物件の条件は、個人の目標や資産背景など複数の事柄を確認しなければわからないためです。

セミナー参加者の話を聞かずに、特定の物件を勧めてくる場合は注意が必要です。

また、不動産会社が物件を勧める際、収支のシミュレーションを提示するケースもあります。

しかし、セミナーで提示される簡易的なシミュレーションは実態と乖離している可能性があります。

一見、収支がプラスでも、実際にそれだけの利益を得られる保証はありません。

不動産投資には空室リスクや家賃下落リスクなどさまざまなリスクがあるため、資金計画時はそれらのリスクを考慮する必要があります。

セミナー参加後、すぐに勧められた物件を購入することは避けましょう。

「節税」や「生命保険代わり」を強調する

アパート経営は、税金対策として有効的な手段の一つです。

また、不動産投資ローンの借り入れ時に団体信用生命保険に加入すれば、残された家族に向けた生命保険代わりにもなります。

ただし、資産形成のためにアパート経営を始めるのであれば、収益性を重視して物件を選定することが重要です。

「節税」「生命保険代わり」といったアピールをする場合、物件の収益性の低さをごまかしている可能性があります。

「自己資金0円でOK」など、手軽さをアピールする

アパートの購入は、数千万円~数億円のように非常に高額な買い物です。

物件選びの失敗や過剰な借り入れによって、人生が狂ってしまうほどの影響力があります。

「自己資金0円」とは、頭金を準備せずにフルローンで物件を購入するということです。

昨今、フルローンでの融資審査は厳しい傾向にありますが、物件の担保評価が高い場合や本人が高年収の場合は、審査に通る可能性があります。

融資を利用して資産形成できることは、不動産投資の魅力の一つであるため借り入れ自体が悪ではありません。

とはいえ、過剰な借り入れには注意が必要です。融資額が大き過ぎると、アパート経営を始めた後の返済負担も大きくなります。

アパート経営で家賃収入を得ても、ローン返済のため手元にお金が残らない、なんてことになりかねません。

また、フルローンで融資を受けられたとしても、購入時にかかる諸費用や突発的な修繕のために現金が必要です。

動産投資は、自己資金0円で手軽に始められる投資ではないことを認識しておきましょう。

セミナーへの参加は、基礎知識を身に付けてから!

アパート経営を始める前のセミナー参加は、基礎知識を身に付けてからがベターです。

知識がない状態でセミナーへ参加すると、情報の良し悪しを見極められずに失敗する恐れがあります。

セミナーは、「最新情報を入手するための手段」や「交流の場」として活用するとよいでしょう。

物件を選定する際は、あなたの目標や資産背景などを理解し、じっくりと話を聞いた上で提案してくれる不動産会社へ相談することをおすすめします。

大吉不動産では、アパート経営に失敗しないための情報を提供しています。

個別のご相談も受け付けていますので、お気軽にお問い合わせください。

この記事を書いた人

代表 山本

大吉不動産株式会社 代表取締役 2005年より不動産業に携わり、自らも区分のワンルームマンション投資や一棟アパート投資を実践している。 多くの不動産投資成功者を見る一方、初心者の失敗相談も多く受ける中、失敗する方を減らすため情報を提供しつつ、これから不動産投資を始める初心者の方を中心に不動産投資のいろはをお伝えしております。

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