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2022年12月06日

1000万円の資産運用シミュレーション|収益最大化のポイントは?

「1000万円を資産運用すると、どれくらい増えるの?」

「資産運用でお金を増やすには、何に投資すれば良い?」

一口に資産運用といっても、手法や投資先、考え方はさまざまです。

ここでは、

・資産運用で収益を最大化できる条件とは何か

・リスクを抑えつつ投資するにはどうすれば良いか

について、シミュレーションや図解を用いてわかりやすく解説します。

【1000万円の資産運用シミュレーション】収益最大化の条件とは?

「1000万円を資産運用した場合、どれくらい増えるのか」ここでは、4つのケースで具体的に解説します。

投資金額が同額の場合における収益最大化の条件は「高利回り」「長期運用」です。

以下のグラフは、元本1000万円を10年または30年間、運用した場合の総額を4つのケースで比較したものです。


※総額・運用益は1万円未満を四捨五入しています

4つのケースの違いは、資産の運用期間と利回りです。

まずは資産の運用期間で比較します。

ケース1・3は運用期間が10年、ケース2・4は運用期間が30年です。利回りがどちらも3%のケース1・2、利回りがどちらも5%のケース3・4を比較した場合、運用期間が30年のケース2・4の総額が大きくなります。

【ポイント】資産運用の期間が長いほど、収益性が高い

次に、利回りで比較しましょう。

ケース2・4はどちらも運用期間が30年ですが、ケース2の利回りは3%、ケース4の利回りは5%です。

両者を比較した場合、利回りが5%のケース4の方が総額が大きくなります。(ケース1・3の場合も同様です)

【ポイント】利回りが高いほど、収益性が高い

上記のシミュレーション結果から、収益最大化の条件は「高利回りで長期運用すること」だと分かります。

ただし、シミュレーションでは利回りの変動や手数料、税金などを考慮していません。

あくまでも利回りが一定かつ、手数料などを考慮しない場合の結果である点にご注意ください。



一括投資と積み立て投資の場合、収益性が高いのは?

1000万円の資産を一度に投入する手法を一括投資、毎月の金額を決めてコツコツ投資する手法を積み立て投資と呼びます。

「一括投資と積み立て投資の場合、どちらの収益性が高いのか」比較した場合、収益性が高いのは一括投資です。

こちらもシミュレーションで比較してみましょう。

以下のグラフは、利回り3%で10年間、資産運用した場合の総額を比較したものです。

※総額・運用益は1万円未満を四捨五入しています

一括投資は初年度に1000万円を投資するケース、積み立て投資は毎月8.3万円ずつ10年かけて投資するケースです。

積み立て投資の場合、最終的な元本は996万円としています。

シミュレーションのように、利回り・運用期間が同じ場合、一括投資の運用益が185万円多くなるという結果でした(349万円-164万円)。

この結果から、早いタイミングで大きな金額を運用するほど、収益性が高くなることが分かります。

ただし、株式や投資信託などの金融資産の価値は、日々変動するものです。

一括投資のようにある時点に集中して投資する手法はリスクが高いため、注意が必要です。

資産運用の手法は人それぞれ!投資手法によるリスクの違いとは?

資産運用といっても、投資手法によって考え方やリスクの大きさが異なります。

投資スタンスやリスクの取り方は人それぞれのため、手法によるリスクの違いを知っておくと良いでしょう。

ここでは、金融資産や不動産への投資に用いられることが多い手法について解説します。

定量購入・定額購入(ドルコスト平均法)

株式や投資信託など、資産価値が日々変動する資産への投資には、コツコツ積み立てる手法が用いられます。

具体的には、毎月一定の数量を購入する方法(定量購入)や毎月定額で購入する方法(定額購入)です。

定量購入や定額購入には時間の分散によるリスク軽減効果があり、特に定額購入ではリスクを抑えつつ一定の収益を得られる可能性があります。

例えば、以下のようにA時点~C時点で投資信託の価格が変動したとしましょう。

投資の基本は、安く購入して高く売却することです。しかし、価格変動の予測は容易ではありません。

仮にB時点で一括購入し、C時点から価格が下がり続ければ大きく損をしてしまうでしょう。

そこで、定量購入や定額購入のように購入する量や金額を分散させて時間を味方に付けます。

定量購入では毎月12口ずつ購入し、定額購入では毎月6000円ずつ購入するとします。

2つのケースを比較した場合、定額購入の方が1口あたりの購入価格が安くなりました。

これは、安い時にたくさん購入し、高い時に少しだけ購入することで平均単価を抑えられるためです。

定額購入のように、毎月一定金額を購入する手法を「ドルコスト平均法」と呼びます。

ドルコスト平均法は、利益が保証される手法ではありません。

しかし、中長期の資産運用において、価格変動によるリスクを抑える効果があります。

インカムゲイン・キャピタルゲイン

資産運用で得られる利益には「インカムゲイン」と「キャピタルゲイン」があります。

インカムゲインは資産を保有している期間に得られる利益、キャピタルゲインは購入価格と売却価格の差益です。

例えば、不動産投資のインカムゲインは家賃収入、キャピタルゲインは売却益になります。

インカムゲインを狙った投資は長期で少しずつ利益を得る手法、キャピタルゲインを狙った投資は一度に大きな利益を得る手法です。

キャピタルゲインは、購入時よりも価格が上昇しない限り利益を得られません。

そのため、キャピタルゲインを狙った手法はハイリスク・ハイリターンの手法といえます。

1000万円の資産運用におすすめの投資先

ここでは、1000万円を長期目線で資産運用する場合におすすめの投資先を紹介します。資産運用先を検討する際の参考にしてください。

1000万円を資産運用先①株式

企業が発行する株式を購入し、配当や売却益を狙う方法です。

株式を保有するということは、企業に出資してオーナーになるということです。

自分が出資した企業が利益を出した場合、出資した金額に応じて配当を得られる可能性があります。

配当に関する方針は企業によって異なるため、株式を発行している企業や証券会社の公式サイトをご確認ください。

また、企業が成長すると株価が上昇します。将来的に成長を期待できる企業の株価を購入し、株価が上がったタイミングで売却するのも手です。

1000万円を資産運用先②債権

債権は、国や企業などが発行する有価証券です。債権の購入は、発行体にお金を貸すことを意味します。

株式とは異なり貸し付けであるため、満期を迎えると額面金額が償還されます。

債権には多くの種類があるため一概に言えませんが、多くの場合、お金を貸した見返りとして一定期間ごとに利息を受け取れます。この際に支払われる利息が債権のインカムゲインです。

また、満期を待たずに売却して売却益を得ることも可能です。ただし、タイミングによっては損をする可能性があるため、中途換金の際はタイミングにご注意ください。

債券投資はローリスク・ローリターンの資産運用といわれますが、リスクの大きさは発行体によって異なります。

例えば、企業が発行する債権を社債と呼びますが、発行する企業の経営状況や社債の種類によってはハイリスクなケースがあります。

1000万円を資産運用先③投資信託

投資信託は、複数の投資家から集めた資金(ファンド)をファンドマネージャーと呼ばれる専門家が運用する方法です。

株式や債権など複数の銘柄で構成されるため、個別の銘柄選定が必要ありません。

初心者でも始めやすい資産運用といえるでしょう。

投資信託で得られるインカムゲインは、ファンドの運用益から支払われる分配金です。

分配金は、投資家が保有する口数に応じて支払われます。

また、投資信託1口あたりの価格を「基準価額」と呼びますが、基準価額が上昇したタイミングで売却すれば売却益を得られます。

1000万円を資産運用先④不動産

所有する不動産を第三者へ貸し出し、家賃収入を得る方法です。他の手法と異なる点は、現物資産であること、融資を利用できることです。

現物資産とはマンションやアパートのように形があり、それ自体に価値がある資産を指します。

不動産のような現物資産は、インフレ対策としても用いられます。

また、不動産投資では融資を利用できるため、手元に現金を残しつつ資産を拡大することが可能です。

ある程度の自己資金がある方は融資条件が優遇されるケースもあるため、効率よく資産運用できる可能性があります。

不動産投資事例(CF+40万円の事例あり)はこちら

 

1000万円の資産運用で失敗しないための注意点

1000万円を資産運用する際、以下の点に注意が必要です。

【注意点】

・投資先の特徴やリスクについて理解する

・余剰資金で運用する

シミュレーションで解説した通り、収益を最大化するには、利回りが高い投資先に大きな金額を投入し、長期運用することがポイントになります。

ただし、そのような手法は大きなリターンを得られる可能性がある一方、大きく損をする可能性もあります。

資産運用で失敗しないためには、投資対象への理解が重要です。

また、投資の基本は余剰資金で行うことです。緊急時の生活費など必要な現金を手元に残しましょう。

「現金を手元に残しつつ、資産運用する」という意味では、融資を利用できる不動産投資が有効的な手段の一つです。

不動産投資に興味をお持ちの方は、大吉不動産へお気軽にご相談ください。

この記事を書いた人

大吉 営業部

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