2022年10月11日
令和の時代に井戸付き物件!?
おはようございます!
大吉最年少20歳の三宅です!
今までは、新人ということもあり物件のご案内には必ず上司に同行してもらっていましたが、最近になり一人でご案内をする機会が増えました。ご担当させていただくお客様に心から満足していただけることをより一層追求します!
さて、今回のタイトルは「令和の時代に井戸付き物件!?」ですが、前日ご案内した物件で井戸付きの物件がありましたのでこの機会に是非ご紹介させていただきます。
「井戸のある物件なんてデメリットでしかないのでは?」とお思いの方もいらっしゃるかと思います。ですが意外にメリットも少なくないようです。
メリット1.水道代が無料
水道を利用する場合「基本料金」と「使用料」の2種類の料金が発生しますが、井戸があると水道代がかからない点が最大のメリットです。井戸から水を引き上げるポンプの電気代は大家さんの負担になりますが、入居者にとっては水道料金を大幅に節約できます。
メリット2.災害時に水を確保できる
災害によってライフラインが止まってしまうと生活が困難になります。なかでも水は最も大切な資源ですが、その復旧には時間がかかる場合も多いのです。例えば、2011年東日本大震災時の水の完全復旧には約3週間、2018年の西日本豪雨の際も約3週間もの復旧期間がかかっています。
それも井戸があれば、電気が止まっても手押しポンプで水を汲み上げることができ、飲料水や生活用水として使うことが出来ます。
※飲料水として井戸水を使用するには水質検査に合格している必要があります。
メリット3. 水温が一定である
真夏に水道水をひねるとお湯のような温度の水が出てきますが、地下水の温度は一定ですので真冬でも真夏でも年間を通して一定温度を保っています。
上下水道が整備された現代において井戸付き物件はあまり馴染みの無いように思えますが、関東エリアですと、千葉県や茨城県ではまだ数多く存在しています。上記で挙げた他に相場に比べて物件価格が安いこともメリットのひとつです。
上水道の利用料金は、近年大きく値上げが続いているということ。現在のインフラを維持するには大きなコストがかかりますから、水道料金の上昇はしばらく続くと考えられています。
水質検査に合格していることは前提ですが、選択肢の一つとして考えられるのもアリですね!
最後までお読みいただきありがとうございました!