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2022年07月11日

会社員向け!「家賃収入で生活」を実現するための3つのやり方&コツ

家賃収入などの不労所得を得て、働かなくても生活できるようになりたい。

この記事を読んでいる方の中には、老後もしくは早期退職を視野に不労収入を得る方法を探されている人も多いのではないでしょうか。

不労収入のうちの一つである家賃収入を得るため、最近では一般的な会社員が副業として不動産投資を始めるケースも増えています。

この記事では、家賃収入を得るために、

  • 家賃収入を得る3つのやり方
  • 家賃収入で暮らすために必要な収入の考え方
  • 年収440万円達成に必要な家賃収入
  • 家賃収入だけで暮らすためのコツ

を解説します。

将来に向けて早くから準備することで、家賃収入だけで生活できる可能性が広がります。この記事を読めば、自由な時間とお金を手に入れるためのヒントが見つかるでしょう。

副業として不動産投資を始めたい人は、家賃収入の事例もぜひ参考にしてみてくださいね♪

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家賃収入を得るには?3つのやり方を解説

家賃収入を得るためには、収益物件を購入し、入居者を募集して入居者から家賃を徴収するという流れが一般的です。

家賃収入を得る方法には、大きく分けて以下3種類あります。

  • 管理委託
  • サブリース
  • 自己管理

同じ物件でもどのやり方で家賃収入を得るのかによって、毎月の収入が変わります。

まずは家賃収入を得る方法を確認し、あなたに合ったやり方を探しましょう。

収益物件の購入方法は、以下の記事で解説していますのでご覧ください。


 

管理会社へ委託する

 

管理会社と管理委託契約を締結し、管理会社がオーナーの代わりに物件を管理する方法です。

賃貸借契約は、物件のオーナーと入居者の間で行います。

管理手数料の目安は、家賃収入×5%~10%、10万円の家賃収入があれば毎月5,000円~1万円です。

管理会社へ委託する方法は、家賃収入を得るやり方として一般的な方法です。

国土交通省の調査では、賃貸経営者の約8割が、管理会社に管理を委託しているというデータがあります。

国土交通省 賃貸住宅管理業務に関するアンケート調査(家主)p12

管理会社へ委託する際は、入居者募集から契約までをすべて委託する、一部のみを委託するなど、管理会社に委託する範囲を決めます。

 

サブリース契約を締結する

サブリースとは、サブリース事業を行っている管理会社が、オーナーから物件を長期間一括で借り上げ管理を行う方法です。

この際に行われる契約をサブリース契約と言います。

サブリースの手数料は、目安で家賃収入×10%~20%となり管理委託よりも高めとなっています。

10万円の家賃収入の場合、1万円~2万円が手数料として差し引かれ、残りがオーナーに支払われる仕組みです。

サブリース契約を締結した場合、入居者と契約を締結するのは管理会社となります。

サブリース契約の注意点

サブリース契約は、空室でも一定額の家賃収入を得られる点がメリットですが、契約内容によってはオーナーにとってリスクが高いため注意が必要です。

例えば、管理会社から定期的に賃料の値下げを打診され、収益がどんどん下がり赤字になる可能性もあります。

サブリース契約を締結する場合、契約内容をしっかりと確認・理解することが大切です。サブリースのリスクについては、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。

 

自分で管理する

会社員が自分で物件を管理することは難しいですが、本業であれば自己管理も選択肢の一つです。自分で管理すれば、管理費用を節約できます。

ただし、入居者への緊急を要する対応や滞納家賃の督促など、賃貸経営に関するさまざまな業務が発生するので、時間と労力を要します。

 

家賃収入だけで暮らすために必要な収入の考え方

家賃収入だけで暮らすために必要な金額を考えるには、家賃収入ー維持費がいくらになるかがポイントです。

多くの人がローンを借り入れて不動産を購入しますが、毎月のローンの返済額によっても、キャッシュフローが変わります。

例えば、同じ規模のアパートを所有する場合でも、土地をすでに持っている人と土地と建物両方を購入する人では、毎月のローン返済額も異なるでしょう。

得られる収益が同じでも、ローンの返済額が大きくなると手元に残るお金が少なくなるため、家賃収入だけで暮らすのに時間がかかる可能性があります。

例えば、1,500万円の融資を受けた場合、毎月の返済額は7万円ですが、3,000万円の融資を受けた場合、毎月の返済額は14万円です。
(借入条件:金利3.9%、返済期間30年、元利均等返済)

毎月の返済額が少なく早くキャッシュフローがたまれば、次の融資も受けやすく、早く事業規模を拡大できるでしょう。

 

年収440万円を得るために必要な家賃収入はいくら?

家賃収入だけで暮らすと言っても、いくらの収入があれば十分な生活をできるかは人それぞれですよね。

目安として、令和元年の日本人の平均給与は436万円です。

ここでは、年収440万円(月収37万円)の収入を得るために必要な家賃収入と事業規模を解説します。

計算する際の条件は以下の通りです。

条件

  • アパートローン返済額 年間120万円
  • 維持費 賃料収入×25%
  • 空室は考慮しません

年収440万円(=自由に使えるお金)は、年収からローン返済額と維持費を差し引いた金額になるため、上記の条件の場合に必要な賃料収入は750万円になります。

年収 約440万円=賃料収入750万円ーローン返済額120万円ー維持費187万円※

※維持費187万円=賃料収入750万円×25%

仮に1部屋の家賃が5万円・7万円・10万円の場合、賃料収入750万円に必要な事業規模(戸数)は以下の通りです。 

月額家賃(1部屋) 戸数※
5万円 13
7万円 9
10万円 7

※戸数=(750万円÷12ヶ月)÷月額家賃

上記の計算では空室を考慮しておらず、ローン返済額によっても異なるのであくまでも目安です。

しかし、いずれにしても家賃収入だけで生活するためには、一定以上の事業規模が必要になります。

 

家賃収入だけで暮らすためのコツ4選

ここからは、将来的に家賃収入だけで暮らすためのコツを紹介していきましょう。

 

一棟物件を所有する

家賃収入を得るための収益物件には、ワンルームマンションなどの区分所有とアパート・マンションなどの一棟物件があります。

区分所有は一棟物件に比べて投資金額が少なく済みますが、得られる収益も低くなります。一方で中古の一棟物件は高い利回りが期待でき、早くキャッシュフローがたまる可能性があるでしょう。

 

安定して収益を得られる物件を購入する

家賃収入だけで暮らすには、長期的に安定して収益を得られる物件を購入する必要があります。空室が出てもすぐに次の入居者が入ってくるなど、賃貸ニーズのある物件を見極める力を身につけましょう。

物件を見極める際、投資した額に対する賃料収入の割合(利回り)も鍵となります。不動産投資の利回りについては以下の記事で解説しているので、興味がある人はご覧ください。

 

信頼できる不動産会社を探す

安定して家賃収入を得ていくには、不動産の専門家である不動産会社の協力も必要です。

空室対策や安定して収益を得るためのアドバイス、投資計画の相談などができる、頼れる専門家を探しておくことをおすすめします。

不動産会社選びに関する情報は、以下の記事でまとめています。

 

不動産投資の知識を身に付ける

管理会社へ委託する場合でも、将来的に家賃収入だけで暮らすには不動産投資の知識も必要です。セミナーや書籍などから情報収集していきましょう。

以下の記事では、不動産投資初心者におすすめの書籍を紹介しています。

 

まとめ

家賃収入を得るには、管理委託・サブリース・自己管理と3つのやり方があります。あなたに合ったやり方はどれか考えてみてくださいね。

また、家賃収入だけで生活していくには、ある程度の事業規模が必要です。

そのため、将来的に自由な時間やお金を手に入れたい人は、早くからコツコツ始めていくことをおすすめします。

セミナー、書籍、個別相談などで情報収集をして、将来のために行動してみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

代表 山本

大吉不動産株式会社 代表取締役 2005年より不動産業に携わり、自らも区分のワンルームマンション投資や一棟アパート投資を実践している。 多くの不動産投資成功者を見る一方、初心者の失敗相談も多く受ける中、失敗する方を減らすため情報を提供しつつ、これから不動産投資を始める初心者の方を中心に不動産投資のいろはをお伝えしております。

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