2022年04月24日
不動産投資はいくら資金が必要?初心者が成功するためのコツと勉強法
こんにちは。大吉投資不動産の山本です。
不動産投資を融資を利用して始める場合、いくら資金が必要なのか気になった方は多いと思います。
不動産投資を始めるために必要な資金(元手)は、
「年収500万円の人で400万円以上、年収700万円の人で200万円以上」が一つの目安です。
今回は不動産投資を始めるにはいくら資金が必要なのかはもちろん、
初心者が失敗しないために最低限必要な知識をまとめました。ぜひ参考にしてみてください♪
目次
不動産投資をするにはいくら資金が必要?
不動産投資は借入(融資)をすることで、数百万円の資金(元手)で不動産を購入できます。
レバレッジ効果によって、効率的に資産を拡大することができるのが魅力です。
安定した勤続収入がある会社員は借入の審査が通りやすく、条件によっては年収10倍以上の融資をうけることも可能です。
ちなみに借入をして不動産投資を始めるために必要な資金(元手)は、
「年収500万円の人で400万円以上、年収700万円の人で200万円以上」
が目安の一つです。
条件次第では資金が200万円以下で始めることもできます。
不動産投資の自己資金(頭金・その費用)について以下で詳しくまとめていますので参考にしてみてください♪
不動産投資は、投資初心者でも成功しやすい投資。
投資用不動産を扱うポータルサイト「健美家」が不動産投資家へ行ったアンケートで、
不動産投資で成功した人は6割・失敗した人は4割といった結果がでたそうです。
健美家:4割の投資家が「失敗」経験あり。理由1位は「空室の長期化」https://www.kenbiya.com/ar/ns/research/kenbiya_report/2791.html
失敗の原因は以下の通り
- 空室が埋まらない
- 修繕や維持に費用がかかりすぎた。
- 相場より高く買ってしまった
- 需要のない場所にかってしまった。
失敗の原因は「知識をつけておけば未然に防げた可能性が高い」ものが多いことがわかります。
株やFXなどは知識や経験があっても、まったく意図しない要因で相場が崩れたりすることもあります。
不動産投資は投資初心者でもリスクの対策をとっておけば、失敗しにくい投資なんです。
しかし特に初心者で「無知」だったために、不動産会社のいわれるままに購入して失敗するケースがよく見られます。
そのようなことがないように次の章では、「初心者が失敗しないためにやるべきこと」を解説したいと思います。
不動産投資初心者が、成功するためのコツとは
不動産投資の失敗は「知識不足」によるものが多いです。
投資初心者でまず何からはじめていいかわからないという方向けに、成功するための勉強方法や情報収集の仕方についてまとめました。
本で勉強し知識をつける
まず初めに、不動産投資をするにあたって大事な基礎知識を本で学びましょう。
以下の知識は最低限つけておきたいです。
- 不動産投資の基本的なしくみ
- 物件の選び方
- お金の借り方
- 不動産を購入後の運営・管理の仕方
よくぼくが初心者の方におすすめするのが以下の本です。
・初心者から経験者まですべての段階で差がつく!不動産投資 最強の教科書―投資家100人に聞いた!不動産投資をはじめる前に知りたかった100の疑問と答え-鈴木 宏史 (著)
4つの基本的な知識もわかりやすく解説されています。
・現役融資担当者がかたる 最強の不動産投資法-河津桜生 (著)
・税理士大家さん流 キャッシュが激増する無敵の経営-渡邊 浩滋 (著)
上記2冊も融資の組み方、キャッシュフローの重要性が解説されています。
最低この3冊は読んで、基本的な知識をつけておきましょう。
本で勉強する際に気を付けること
ちまたには不動産投資関連の本があふれています。
中には自社セミナーや高額塾に誘致するため、かたよった内容の本も多いので注意してください。
また、勉強する前に、塾や不動産会社の個別相談やセミナーに行くことだけははやめたほうがいいです。
知識がなければ、判断材料が少ない分、冷静に分析・判断することができません。
営業マンの「もうかります」といったトークを鵜呑みにしてしまう可能性があります。
結果、相場よりはるかに割高な不動産を買ってしまったり、無茶なローンを組まされて破産してしまったケースも少なくありません。
自分の身は自分で守る。知識武装はしっかりしておきましょう。
不動産会社のセミナーや個別相談などで「生」の情報収集をする
本で勉強したら、不動産会社に最新の融資情報を得るために相談をしにいってみることをおすすめします。
不動産投資でカギになってくるのは「融資(お金の借り方)」です。
- どの金融機関で借入ができるのか。
- どのくらい借入ができるのか
- その金融機関が融資する物件の条件(築年数・エリア・構造など)
よい物件がみつかっても、金融機関がお金を融資してくれなければ買うことはできません。
金融機関から融資をうけれる属性(年収など)でも、購入希望物件が融資対象外といった場合もあります。
やみくもに探すよりも
・自分がどの金融機関でどのくらい借入できるのか。
・その金融機関がどのような物件条件に融資をしてくれるのか
それらを把握したうえで、物件を探すほうが時間も節約でき、はるかに効率的です。
そうはいってもどの不動産会社に相談したらいいかわからない、強引にセールスされそうでこわい・・そんな方はこちらの記事をぜひ読んでみてください。
目的と資産状況(年収)にあわせて不動産投資をする
年齢や目的、年収や資産背景などで、不動産投資のやり方は違ってきます。
なので、たとえばワンルームマンション投資などの、特定の不動産投資が万人に向いているかというとそうではありません。
Aさん:資産が潤沢にある人が、それを守るために不動産投資をしたい
Bさん:資金は少ないがこれから資産を増やしたいために不動産投資をしたい
Aさんであれば、利回りより資産価値を重視して、都心のワンルームマンションが、
逆にBさんのような人にはキャッシュフローがでる郊外の中古アパートのほうがおすすめ・・などほんとに様々目的にみあった不動産投資をしましょう。
キャッシュフローがプラスであることを意識する
資産が少なく、これから資産を増やしていこうとする初心者の方が、
キャッシュフロー(家賃収入からローンの支払いなどの経費をひいたあとの手残り)がマイナスで不動産投資をスタートするのはおすすめできません。
余剰資金が潤沢にある年齢が高めの方が意図して借入期間を短くし早い返済を目指すなどといった例は別ですがローンの期間を35年で、最初からキャッシュフローが極端に少ない、もしくはマイナススタートは以下のリスクが発生したときに余裕をもった対応が困難になります。
・金利上昇
・家賃の下落
・管理費修繕積立金などの経費の増額
金利が1%でも上昇したら、家賃が数千円減ったら、管理費が数千円あがったら・・それらの要因が重なったときに一気にマイナスが加速します。
さらに空室になったらローンの支払金額が積み重なります。
経済的自由を得るための不動産投資が足枷になるなんてことにならないようにしっかり検討しましょう。
余剰資金を残しておく
キャッシュフローがプラスであることと加えて、余剰資金も確保しておきましょう。
いまの入居者が退去となると、新しい入居者の募集費用、クリーニング代(場合によってはリフォーム代)がかかります。
入居者が決まるまで、家賃はゼロですが、毎月のローンは払わないといけません。
最低でも50万円以上は確保しておきたいところです。
まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございます!
今回、不動産投資を始める前の心構え的な部分の説明でした。
以下の記事では、初心者向けに不動産投資の具体的な始め方もまとめていますのでぜひ読んでみてくださいね♪