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2022年11月02日

地面師に騙されないために

おはようございます!大吉不動産の三宅です!

池袋から飯田橋に事務所が移転しさらに気合を込めて仕事に取り組んでおります!

 

 

さて今回は、近年ニュースなどで話題の「地面師」についてお伝えしたいと思います。少し前にテレビでも放送されていました「正直不動産」でも取り上げられていましたが、大手企業が騙されたニュースを見ると、一般の人は他人事だと感じるかもしれません。しかし、被害に遭うリスクがあるのは、一般の不動産投資家も同じです。

地面師とは?

地面師の読み方は、「じめんし」です。地面師とは、不動産取引における詐欺師のことです。土地の所有者になりすまし売却を持ちかけて、お金をだまし取ります。

詐欺だとわかりにくいのは、土地の所有者だけでなく、司法書士や不動産業者など専門家を装う人物も含めたグループだからです。

個人間での土地の売買なら「怪しい」と気づいても、所有者とは異なる第三者を通すことで、購入者は信用してしまうかもしれません。地面師の詐欺は、本人確認書類や印鑑証明書を偽装する手口です。近年はデジタル技術の発展により、本物とわからないほど精巧な作りにコピーできるようになったことから、本物なのか区別するのが難しくなっています。

地面師に狙われやすい物件

地面師に狙われやすいのは、所有者が特定しにくい物件です。使われず放置されている土地、所有者が亡くなり遺族が誰だかわからない土地、所有者が高齢で施設に入っている土地などがあります。詐欺に使われるのは、土地だけでなく駐車場やアパートというケースもあるでしょう。簡単に所有者がわからない物件は狙われやすい傾向があります。

騙されないための確認方法

買いを急がされている感じがしたら、その物件は諦めたほうがいいかもしれません。地面師は何としてでも買わせたいため、「ほかにも買いたいお客様がいる」「すぐに決まってしまう」などと言いだすでしょう。買い主に損したくない思いがあると、冷静な判断を失う恐れがあります。または、地面師は「売主に事情があり急いでいる」と言うかもしれません。代金の振り込み時期が早ければ、相手が詐欺だと気づかない確率が高まるためです。長く取引をすればするほど、地面師のちょっとした対応で「おかしいな?」と思われるリスクがあるため、短期間で取引しようとする特徴があります。

まとめ

地面師による詐欺事件は、決して過去の話ではなく近年でも後を絶ちません。大手企業だけが狙われるものではなく一般の投資家の方にも起こりえます。これから不動産取引を始める方は、基礎知識として地面師の知識を身につけておいてください。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

この記事を書いた人

スタッフ 三宅

大吉不動産株式会社 営業部所属|大吉最年少スタッフ|「大吉から買って良かった、三宅から買って良かった」と思っていただけるようなご提案を心がけます!|物件のお引き渡し後も末永くお付き合いください^^|小1から高3まで野球一筋。大の高校野球好きで、気になる高校は地方予選から欠かさずチェックしてます!

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