2022年11月09日
安全に物件を購入してもらうために~役所調査~
おはようございます!大吉の三宅です!
昨日は、契約予定の案件がある為、前田と鎌倉まで行ってきました。お昼は、名物「湯葉うどん」を食べましたが、本当に優しい味で終始「やさしいなぁ」と言いながら食べてました笑
さて、今回は皆様に物件を購入いただくまでに我々不動産業者が行う「役所調査」について触れたいと思います。
まず、お客様に物件購入のご相談を受けると「現地調査」を行います。現地調査はその名の通り「物件現地で行う調査」なのでイメージをしやすいのですが、役所調査は「役所関係を回るだけの地味な調査」という認識を持っている人がいるかもしれません。
しかし、役所調査をしっかりと行うことで物件の現況や今後について把握することができ、後々のトラブルを防ぐことにも繋がります。
役所調査で調べること
・用途地域の情報
・計画道路の有無
・土壌汚染の有無
・区画整理事業について
・建築基準法の該当有無
・道路について(幅員はどのくらいか、どのくらい道路に接してるのか)
・上下水道について
・地震等災害時の影響
・河川、水路の情報 etc…
上記の他にも調査することが様々あり、中には売主様も知らなかったようなことが明らかになることもあります。例えば前面道路が建築基準法上の道路ではないため建築に制限や条件があることがわかったりすることがあるのです。
このような権利・法令の内容は、顧客からの情報や現地調査だけでは全てを把握できません。
「現地調査」「役所調査」を基に売買契約書・重要事項説明書等の契約書類を作成するので、一つたりとも漏れがあってはなりません。
調査に関することはあまりお客様からしたら関係の無いように思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、裏側に興味を持っていただくことでどんなことをケアしないといけないかも分かってきますね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。