2022年08月22日
小さな船を理解する
大吉不動産の山本です。
毎日1度、物件更新情報と通勤のお供に大吉社長日記を配信しております。
昨日もお土産をいただきました!
皆様いつもありがとうございます!!
先日の朝礼暮改でも書きましたが、我々のようなドベンチャー企業は目的地は変わらなくても、刻一刻と方向を修正していっている状況です。
もちろん行き方がわからないので、最短距離がわからないため、蛇行しているかもしれませんが最短距離と思う道を進んでいます。
そのためには毎日の状況で会社をどうしていくかというのを常に舵を切っていかなければならないと改めて思いました。
で、最近コンサルティング会社さんにマネジメントコンサルを受けているのですが、全てを取り入れようと思っているわけではありません。
というのもマネジメントに正解はないと思っているからです。
今、この瞬間、この会社、この規模、今いるメンバー、経営者の考え方、昨期の数字、今の状況、全てを加味した「今」の判断や手法が必要だからです。
コンサルさんが言うことをそのまま真似てうまくいくなら、倒産する企業はなくなりますし、そもそもコンサルする人みんな経営が成功するということになってきます。
ようは大きな会社の誰が何を言ってようが、そのまま受け入れては失敗しますし、それを取り入れて一人一人が動いてしまえば、会社はうまく進まなくなってしまいます。
私が稲盛さんの経営の勉強をしているのは手法ではなく、哲学だからです。
手法はどうするという答えになっているので、どういう状況でもうまくいくのではありません。
一方哲学はどう考えるべきという手法では無く考え方なので、やり方は自分で考えなさい、ただし方向は、人としてどうか、メンバーの幸せが追求されているのか、利己的ではなく利他なのか、社会にとってもいいのかという判断基準になります。
だからこそ、手法は取り入れて真似をすることはあっても、これが正しいというのではなく、あくまで参考ですね。
経営やマネジメントにマニュアルなんてなくて、今この瞬間どうするかが大切だと改めて思っています。
最近、また面接をさせていただいており、一人は大学3年生がまずはアルバイトとして入社してくれることになり、今度も経験者の最終面接を居酒屋でするのですが、大吉不動産というめちゃめちゃ遠くまで行こうとしている小さな手漕ぎボートに誰に乗ってもらうか?ということが本当に大切になってきます。
50人や100人いるうちの一人であれば、戦力になるかも?でもいいのですが、10人規模の1人の存在感はとても大きいので、この小さな手漕ぎボートに乗っていることを理解してくれる人であることが絶対条件なのです。
小さな手漕ぎボートなので、24時間体制で生き残ることを考えなくてはなりません。
KDDIの通信障害があった時も夜中に経営陣まで含めて集まり、対策をとったということはどんな会社でもいつでも仕事ができる準備をしているということですね。
うちのような手漕ぎボートに乗ってるの時に、営業時間外だからとか、もう家に帰ったら、休みだから電話も一切出ません。
なんて人は手漕ぎボートは合わないかもしれません。
そもそも不動産業であれば、三菱であろうが三井であろうが休みの日でも平日の夜遅くでも連絡がきたりします。
そもそも小さな会社ではまだまだ属人的なところが多くなってしまいますので、休みは電話に出ない!みたいな人がいたるりすると会社はうまくまわりませんし、会社が小さかろうが大きかろうが、先輩、上司というポジションの人はまず連絡が取れる人であってほしいですね。
私たちは、この手漕ぎボートでみんなで一生懸命こいで、力を合わせて問題に向きあって、あのボートから乗りついであんなに遠くまで行けた!という達成感を味わいたい人に乗ってもらうことを大切にしたいと思います。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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大吉不動産株式会社