2024年07月05日
襖張替えの注意点:牛腸
おはようございます。
管理担当の牛腸です!
先日空室になったお部屋を見に行った際、押入の襖が歪んでいました・・・。
築30年以上のアパートということもあって、建具のガタ付きははよくあることです。
襖の歪みの原因として、大きな地震による歪みや枠・戸車の劣化など様々ありますが、
一番多く主な原因は 湿気 による歪みです。
木製の襖では空気中の水分を吸収し、また放出もするため、
膨張⇔収縮を繰り返すことで歪みが生じてきます。
また、“襖を貼り替える際” にも実は注意が必要で、
「みえている片面だけ張替えた場合」 は歪みやすくなります。
紙の性質上、古くなるとボロくなるため、表面・裏面のバランスが崩れ反ってしまいます。
襖の張替え費用も決して安くありませんが、コストを抑えるため片面のみ張替えると、
いづれ歪みが生じ建付け調整や襖交換が必要となり、かえって費用がかかってしまうことがあります。
季節の変わり目は気温差も激しく、襖が痛みやすい時期です。
もし襖の張替えを行う際は、“両面張替え” することをおススメします。
本日もお読みいただき、誠にありがとうございました!!
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