2023年04月15日
賃貸管理部が考えるおすすめの投資物件とは?:大澤
今日は、物件の空室状況を毎日チェックしている賃貸管理部ならではの視点から、
おすすめの投資物件を考えていきたいと思います。
春になると学生さんの入退去が増えますね。
物件の近くに大学や専門学校があると、学生さんの入居が多くなるので都心から離れていて
少し不便な地域でもお部屋が埋まりやすい傾向にあると思います。
ただし、学生向け賃貸物件にもメリット・デメリットがあるのでいくつかご紹介していきたいと思います。
【メリット】
- 入居と退去のサイクルが安定している
3月の卒業で退去者が出ても4月には新入生の入居が期待できますし、入退去の予測もできるため、
学生向け賃貸物件は比較的安定した家賃収入が見込めます。
- 家賃滞納リスクが低い
学生向け賃貸物件に住むのは学生本人ですが、賃貸借契約を結ぶのは保護者というケースがあるので、
家賃滞納のリスクが低くなります。
【デメリット】
- 学校移転や縮小されるリスクがある
近年、少子化の影響から大学などへの入学者も減少傾向にあるため、学部の縮小や都心部に
キャンパスごと移転をすることが増えています。
このことから、ひとつの学校の学生に依存した不動産投資はおすすめできません。
- 原状回復のサイクルが早い
学生向け賃貸物件は、入居・退去のサイクルが安定しているメリットがありますが、退去者が同時期に集中することで、
原状回復などのリフォームや清掃なども一斉におこなわれることになるため、その費用がかかる場合があります。
出典:第24回賃貸住宅住宅市場景況感調査『日管協短観』
メリット・デメリットをご紹介いたしましたがいかがでしたでしょうか?
これから物件購入を考えている方は、近くに大学や専門学校がないか、ぜひチェックしてみてくださいね!
以上、最後までお読みいただきありがとうございました♪