2022年12月01日
冬に起こりやすい火災現象
おはようございます。
管理担当の牛腸です!
今日からもう12月に入り、今年もあと1ヶ月。。
あっという間の1年でした!
さて、本格的に冬の到来で、今回冬に起きやすい家庭で起きる「電気火災」についてです!
火災の原因で一番多いのが「コンロ」からの出火と言われいます。
次に「配線器具」と「電灯電話等」の配線からの出火が多いと言われています。
意外にも、「差込プラグ」や「コンセント」、コードなど配線器具からの出火も多く、
いわゆる『トラッキング現象』と言われているものがあります。
トラッキング現象とは?
長い間差しっぱなしになったコンセントと電源プラグの間にはホコリがたまり、
そこに湿気等により電源プラグの刃の間で火花放電が繰り返されることをいいます。
これによりコンセントに接する絶縁部を加熱し、
電源プラグの刃と刃の間に“トラック”と呼ばれる電気の道をつくります。
やがてはそこから放電をおこし発火。これが”トラッキング現象”です。
長年の利用で電源プラグが緩みコンセントとの間に隙間ができると、
次第に電源プラグの二極間を繋ぐように埃が溜まりやすくなるため、
そうなってしまった後は埃が湿気を帯びるタイミングだけです。
結露が発生する場所などで湿気を帯びやすくなり放電が始まります。
そのため、プラグ間を繋ぐように埃が溜まっていたらまずすぐに清掃しましょう。
特に古い建物では、
長年コンセントに電源プラグを挿しっぱなしにして差し込みが甘くなったっているところが多いので、
築古アパートでも要注意です。
ちなみに、こうなったらもう危険で交換したほうが良いでしょう。
簡単にできる対策としては、
- 使っていない電気器具のコードはコンセントから抜く
- コンセント周りをこまめな清掃
- 過度なたこ足配線をしない
どの家庭でも起こりうることですので、
年末の大掃除の時には配線を確認して、実施することをオススメします!
本日も、最後までお読みいただきありがとうございました。