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2023年05月20日

生活保護受給者の需要:牛腸

おはようございます。

 

管理担当の牛腸です!

 

お部屋探しのシーズンも落ち着き、

今は混み合うシーズンを外してお部屋探しをする社会人の方や生活保護受給者、

留学生などの方々の問い合わせが多くあります。

 

その中で、弊社でも賃貸仲介会社から「生活保護受給者」のお部屋探し相談が年々増えています。

 

最近、厚生労働省が発表した2月の生活保護申請数は、

19321件で、前年同月と比べ20.5%増えたと発表がありました。

前月の1月も増加したようで、2ヶ月連続の増加だったようです。

年単位でみても、毎年増えています。

 

 

 

まだまだ生活保護受給者を「不可」としている物件が多い中で、

生活保護受給者を受け入れていくことは、

賃貸募集時に他物件との差別化を図ることができ空室対策の一つになります。

 

保護受給者の入居者は、

 

「福祉事務所が住宅扶助費を支援するため家賃滞納リスクが低い」 

 

というメリットがあります。

 

 

また、弊社管理している物件でも多くの生活保護受給者の入居者がいますが、

一般の方に比べ長期入居する方が多くいます。

 

不動産運用する上で、安定した収入がきちんと入ってくるという観点では、

生活保護受給者の入居はとても重要だと言えます。

 

とはいえ、生活保護受給者であれば、

どんなケースの方でも良いかとそういうわけではありません。

 

(生活保護受給者に限ったことではありませんが)近隣トラブルなど起こる可能性もあります。

 

生活保護の方とはいえ、いろんな事情で保護受給を受けている方がいるため、

弊社では新規で入居する方は必ず「保証会社」に加入していただく条件としています。

 

そこで保証会社では、

 

「犯罪歴や暴力団関係の疑いがあるか」

「過去に滞納履歴があるか」

 

保証会社によっては、

「信用情報機関で借入状況の確認」

「市役所、ケースワーカー確認」

 

など様々な調査をした上で審査を行います。

 

さらに言えば、上記内容をクリアしていても保護受給の理由等によっては、

審査が通らないことも多々あります。

 

それだけ「保証会社」も何かあった場合にリスクを負うため、

一般の方に比べ厳しい目をもって審査を行っています。

 

生活保護受給者の需要が高まっていく中で、

これから受け入れを考えているオーナー様もいらっしゃるかと思いますが、

きちんと保証会社を通した上で、入居選定を行うことをおススメいたします。

この記事を書いた人

スタッフ牛腸

大吉不動産株式会社 賃貸管理部責任者|2019年入社|前職では投資用不動産の売買に長く携わっていました。売買営業で得た知識と経験を、管理に活かし、オーナー様の資産を守り抜きます!|オーナー様むけに不動産の管理・運営にまつわる情報をメインにお届け|好きな食べ物は牛丼

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