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2023年12月12日

不動産営業の仕事がきついのは本当!でも転職するメリットも多め

不動産営業は、高収入とキャリアアップのチャンスを秘めた魅力的な職種です。

しかし一方で、しばしばその「きつさ」について言及されます。

本記事では、不動産営業の厳しさの理由を探っていきます。

売上を上げ続けることへのプレッシャー

不動産営業の仕事は売上をあげることです。

多くの不動産会社では、営業担当者に月間、四半期ごと、年間の売上目標が設定されていて、昇給、昇格に直結していきます。

「ノルマはない」という会社でも、営業職である以上、目標の達成は求められ続けます。

その月やっと達成して一安心したかと思えば、月をまたげばリセット。

そのプレッシャーに耐えられず、辞めていく人も多いです。

とくに離職率が高い不動産営業会社は、非現実的な目標を設定していたり、上司の部下に対する時間管理のフォローがない(上司がプレイングマネージャーだとその傾向が強い)、成果主義を採用する企業文化が、個々の営業担当者に高いプレッシャーあたえている・・という特徴があります。

売上へのプレッシャーは不動産業界にかぎらず、どの営業職でもさけられないとはいっても、上記のような不動産会社は避けた方がいいと思います。

適切な目標設定、効率的な時間管理、そして良好なチームワークがある環境がある会社が望ましいです。

長時間労働と休日出勤

不動産営業の仕事は、勤務時間外に物件を案内したり、時間外に連絡がきた見込客の対応に追われたりするので、長時間労働になりがちです。

また個人を対象とする営業の場合、土日や祝日の対応で休みが取りづらいこともあります。

不動産市場は競争が激しく、顧客に対して迅速かつ質の高いサービスを提供することが求められます。

また不動産の取引は大きな金額が動くことが多いので、顧客の信頼を獲得し、成功する取引を実現するためには、細かいニーズに対応することが不可欠です。

不動産営業の長時間労働は、その職種特有の状況と要求によるものですが、適切な時間管理と周囲の協力体制があり、反響や紹介が多い会社に属することで、コントロールすることも可能です。

成果主義

多くの不動産会社では、売上に基づいたインセンティブ制度の給与体形を採用しています。営業成績がよいほど収入も増えていくのが一般的です。

実力主義で、入社時期や年齢問わず稼げる可能性があります。

20代前半で年収1000万以上稼ぐ例も不動産業界ではめずらしくありません。

しかし一方で、目標を達成できない場合、給与が減少するリスクもあります。

前月に成果を上げても、今月は目標達成ができなかったということはよくありますので、給与の不安定さが大きな負担になることもあると思います。

さらに成果主義の職場では、同僚との競争が激しくなり、お互い情報を隠したり非協力的になりやすい傾向があります。

平和主義の方にとってはストレスを感じるかもしれません。

不動産営業の仕事内容

ひとくちに不動産営業といっても、分野によって仕事内容やきつさが変わります。

この章では不動産業界未経験の方むけに、分野別に簡単に解説していきます。

住宅不動産営業

①個人向け販売

 一戸建て、マンション、アパートなどの住宅の販売や賃貸を行います。顧客のニーズに合わせて物件を紹介し、購入または賃貸の手続きをサポートします。

②新築分譲

新しく建てられた住宅やマンションの分譲を担当します。建設段階から関わり、販売戦略の立案や購入希望者への説明会開催などを行います。

商業不動産営業

オフィスビルや商業施設の販売・賃貸: 企業向けにオフィスビルや店舗の販売、賃貸を担当します。

企業のニーズに合わせた物件提案や、賃貸契約の交渉などを行います。

開発プロジェクト

大型の商業施設やオフィスビルの開発プロジェクトに関わることもあります。土地の仕入れから計画、販売まで一連の流れを管理します。

投資用不動産営業

①投資物件の販売

 不動産投資家に対して、アパート、ビル、土地などの投資用不動産を紹介し、購入を促進します。

②資産運用の提案

投資家に対して不動産を使った資産運用の提案を行います。物件の選定、資金計画、リスク管理などをサポートします。

土地活用の提案営業

①土地の有効活用

土地所有者に対して、その土地を有効に活用する方法を提案します。例えば、賃貸住宅の建設、駐車場への転用、売却などが含まれます。

②土地の仕入れ

開発プロジェクトや投資用物件のために、土地の仕入れを行うこともあります。

リーシング(賃貸管理)

賃貸物件の管理や入居者募集を担当します。

入居者との契約管理、物件のメンテナンス、トラブル時の対応などが含まれます。

不動産営業の仕事は、物件の売買や賃貸だけでなく、顧客のニーズに合った提案や土地の有効活用など、多岐にわたる専門知識とコミュニケーション能力が求められます。

不動産営業のメリット

きついと言われる不動産営業ですが、メリットもあります。

一番は成果主義の給与体系が多いため、成果を上げれば上げるほど高い収入を得ることが可能なところではないでしょうか。

特に高額な不動産取引に成功すると、大きな報酬を得ることができます。

また顧客の夢や目標を実現する手助けをすることにより、大きな達成感を得ることができます。

特に住宅購入は多くの人にとって一生の大きなイベントなので、その過程でのサポートはやりがいを感じることができます。

働きやすい不動産会社の特徴と見分けるポイント

不動産営業はきついといっても、会社によっても働きやすさは変わってきます。

不動産会社を選ぶ際の重要なポイントとして、会社の文化、研修制度、労働環境、福利厚生などが挙げられます。

以下に、実際の会社選びに役立つチェックポイントや質問事項を提案まとめてみました。

会社の文化

例えば、顧客中心のアプローチを重視する会社か、あるいは売上主義の会社か。 チームワークを重視する文化か、個々の自立を尊重する文化か。

売上主義の会社においては、商品が顧客よりではないことが多いです。顧客にも喜んでもらいたいと考える人は、売ること自体罪悪感を感じて続けられない可能性があります。

自分の価値観と、会社の文化が合致しているかはかなり重要です。

研修制度

入社初期の研修プログラムが整っているかどうか。不

動産の基礎知識、営業スキル、法律などの研修があるか。

定期的なスキルアップの機会が提供されているか。例えば、業界の最新動向に関するセミナーや、資格取得のための支援など。

労働環境

長時間労働の有無、休日や有給休暇の取得しやすさ。フレックスタイム制度の有無。

福利厚生

社会保険完備、健康診断の提供状況、資格取得支援や学びの機会の提供。

その他企業型DC制度や社員旅行などを積極的に導入している会社は社員を駒として扱うことなく大切にしている傾向があります。

実際に会社を選ぶ際のチェックポイントや質問事項

自分に合った働きやすい環境を見つけたい人のためにいくつかチェックポイントと質問事項を書きました。参考にしてみてください♪

①社員の離職率はどうか

②成果に対する報酬体系(成果主義か、固定給主体か。インセンティブの割合や評価基準。)

③社内コミュニケーション(上司や同僚とのコミュニケーションが活発か、または開かれているか。)

④現場の社員から直接、会社の実情を聞く。

質問事項もまとめてみました♪

・研修制度について詳しく教えてください。

・営業目標達成のためのサポート体制はどのようになっていますか?

・社内のワークライフバランスに対する考え方は?

・社員のキャリアアップの実例を教えてください。

・福利厚生にはどのようなものがありますか?

まとめ

きついと言われている不動産営業ではありますが、達成してしまえば大きな達成感と報酬が得られるのが大きなメリットです。

歩合制の給与体系であれば、成果をあげれば学歴や年齢に関係なく、高収入を目指すことが可能です。

成功したい・同世代と差をつけたいといった意欲が↓高い方はきつくても挑戦する価値はあります。

不動産営業は、分野や会社によって、かなり違ってくるので求人を比較し自分に合いそうな営業をしぼってみるのもおすすめです。

実は大吉も営業職募集中です。。↓

この記事を書いた人

大吉 営業部

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