2022年12月07日
何故、収入印紙は必要なのか
おはようございます!営業部の三宅です!
契約書や領収書などの書類を作成するときに貼付する収入印紙。会社経営者や個人事業主、営業や事務の仕事をされている方なら、実際に書類へ収入印紙を貼ったことがあるという経験があるかもしれません。
収入印紙の起源
そもそもこの収入印紙はなぜ必要なのでしょうか?どんな書類に、いくらの収入印紙を貼付すればよいのでしょうか?今回は収入印紙の基礎知識をお送りします。
世界ではじめて収入印紙が導入されたのは1624年と言われています。日本は江戸時代。スペイン船の来航が禁止され、本格的な鎖国時代に突入する時期です。この年にオランダで書類を型押し(エンボス)することで納税を証明するという制度が始まり、これが収入印紙の起源だとされています。
収入印紙の仕組み
そもそも不動産売買をはじめとする契約書や領収書は「課税文書」と言われ、発行するには税金が発生します。
契約書や領収書などを作っている度にお金を支払ったり振り込んだりするのは大変。そこで、収入印紙が活躍するのです。ちなみに、使い回しを防ぐため消印がないものは無効となります。
不動産売買契約書では、物件価格に応じて契約書に貼布する収入印紙の金額が異なります。切手のような紙切れ一枚がなぜあんなに高いのだろうかと疑問に思われた方もいらっしゃったかもしれませんが、収入印紙が取り入れられてからの歴史は長いようですね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。