【2020年版】不動産投資ローンが借りれる金融機関~融資戦略について解説|アパート・マンション

2020年6月14日 更新

アパートやマンション投資をお考えの方で
不動産投資ローン、分の条件で融資受けれるのか、どのくらい借りれるのか知りたい方が多いと思います。

ネットを検索しても一般的な情報しかなかったので、今回不動産会社の代表であり自らも不動産投資をしている山本が初心者の方向けに「不動産投資ローン」を細かく解説していきます。

不動産投資ローンを貸し出す代表的な金融機関の条件、最新の融資状況、必要書類の一覧をまとめました。

最後に効率的に資産を増やしていくために「借りる順番」「金利上昇への備え」など戦略の部分も述べてますのでぜひ参考にしてみてください。

不動産投資ローンを活用するメリット

不動産投資ローンを活用するメリットは以下3つです。

①少ない資金で資産を効率よく増やせる【レバレッジ効果の高さ】

②手持ちの資金に余裕を残せる

③団体信用生命保険付きの場合は万が一の際に返済が免除に

一番のメリットは少ない資金でも資産を増やすことができる点です。

条件次第で年収の7~10倍の資金を借りられ、ローンの返済は「家賃」でまかないますので、何年もかけてお金をためるより「効率よく・早く」資産を増やしていくことができます。

また、急なライフプランの変化に備えて、ローンを利用して、手持ちの資金に余裕を残しておくことも可能です。

ローンを組むと団体信用生命保険に加入することができますので、万が一返済中に何かあった場合、残りのローンは返済する必要がなくなりますので家族に資産という安心を残すことができます。

そんなメリットが大きい不動産投資ローンですが、2章では実際に借りれる金融機関、2020年の融資動向を説明していきます。

住宅ローンと違って条件も違ってきますので参考にしてみてください。

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「金利が低い住宅ローンを借りて不動産投資は絶対NG!」

住宅ローンの金利は変動金利で1%以下、かつローンを受けることができる年収の条件も低く、長期でフルローンも組むことができます。

中には、まず住宅としてローンを組んで後から賃貸に出そうとする方がいますが、今は銀行もとても厳しく、細かいチェックが入るようになっているのでごまかせません。

ばれてしまって一括返済を求められたり、金利を上げられたりという方が大勢出てきています。
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不動産投資ローンを借りられる各金融機関の特徴と条件

主に不動産投資ローンが借りられる金融機関の特徴と条件についてまとめてみました。(融資状況は経済状況によって変化する場合があります)

一棟アパート・マンション

オリックス銀行

年収:700万円以上

※資産背景、勤務先、年齢、配偶者の収入等によっては500万円台からうけつけてくれる場合もあります。

金利:基準エリア内で2.3%
※フルローンの場合は金利2.5%のケースもあり(2020年6月~)

期間:40-築年数(木造) 例:築10年の場合40-10で30年

返済期間延長:金利3%、頭金を5~10%程度で上記の期間にプラス10年することが可能。

融資枠:年収の10倍程度(既存の借入含む)

特徴:融資枠の規定がある為、最初の物件、二つ目の物件購入におすすめ。
他の金融機関と比べて審査スピードが早く、購入したい物件をおさえやすい。

三井トラストローン&ファイナンス

年収:特に規定なし。自営業、会社役員も可。

金利:3.9%~4.3%(借入額が5000万円を超えると1%優遇)

期間:特に規定なし。築古木造タイプの物件でも25年、30年の期間で融資可。

自己資金:物件の評価次第ではあるものの、15%~20%が一般的。

※ただし、手持ちの不動産を共同担保に提供することで、頭金なしで融資をうけることも可能。

特徴:三井トラストローン&ファイナンスは共同担保を提供すると頭金なしで融資をうけれるのが最大の特徴。

融資はまだまだ積極的ですが相談件数が多く審査に少し時間がかかる傾向。また一都三県以外のエリアは条件が厳しめ。

金利は低いとは言えないものの、古めのアパートでも長期で融資が受けやすい為、幅広い方に利用されている。

静岡銀行

年収:700万円以上(夫婦合算不可)

金利:3.6%目安

期間:最長35年

エリア:国道16号線の内側目安

特徴:物件の評価は積算重視で、物件価格から積算価格を引いた額の試算を保有していることが条件

香川銀行

個人のみ(法人不可)

年収:400万円以上

金利:2.75%以下 ※団信込み(癌団信に変更可)

※保証料一括の場合は、1.95%(100万円あたり約57,000円)

物件エリア:1都3県、積算重視

融資枠:10,000万円迄

頭金:最低10%

※目安として、5,000万円以下1割、5,000万円以上2割

期間:最長35年

地銀・信金

地銀や信金については、築浅のRC、鉄骨造、新築の木造アパートを中心に、随時20から30ぐらいの金融機関に相談をしておりますが、物件評価にかかわらず20%程度の自己資金をいれるように求められるケースがとても多いです。

千葉県某銀行:2020年6月現在で少し融資状況は回復してきているようです。耐用年数の条件はありますが、高属性の方には築古木造アパートでも10年程度の融資が出ています。

埼玉県某信組:基本は埼玉にお住まい、もしくは埼玉県に隣接している東京エリアの方向けですが、積極的に融資をしているようです。

区分マンション

区分マンションの不動産投資ローンを積極的に行っている代表的な金融機関一覧です。一棟アパート・マンションより金利が低め、頭金が低く始められる可能性があります。

オリックス銀行

年収:700万円以上

※資産背景、勤務先、年齢、配偶者の収入等によっては500万円台からうけつけてくれる場合もあり。

勤務先:原則として上場企業もしくは準ずる企業※会社規模によって別途相談※自営業不可

期間:最長45年

金利:1.80~2.2%

勤続年数:原則3年以上※2年超も相談可

融資枠:年収の7~10倍程度(既存借入含む)

イオン住宅ローンサービス

年収:500万円以上

勤務先:上場企業もしくは準ずる企業※自営業不可

期間:最長45年

金利:1.8~2.1%

勤続年数:原則2年以上

融資枠:年収の7~12倍程度(年収によって)※10,000万円迄

クレディセゾン

年収:500万円以上

勤務先:規定なし

期間:最長35年

金利:2.03~2.40%※キャンペーン適用金利(1%台)あり

勤続年数:原則3年以上※2年超も相談可

融資枠:年収の10~18倍程度(年収によって)

東京スター銀行

年収:500万円以上

勤務先:上場企業もしくは準ずる企業及び公務員※自営業不可

期間:最長35年

金利:1.7~2.90%

勤続年数:原則1年以上から相談

融資枠:年収の10倍もしくは10,000万円迄

2020年の融資状況はコロナの影響もあり厳しくなる傾向に【2020年最新状況】

ここ1年くらいで、以前なら条件としてまったく問題がなかった方が審査で落ちるケースが目立ちはじめました。

2020年の動向としては、コロナの影響もあって各金融機関とも条件を厳しくしていくとの話が出てきております。

不動産価格が2~3年前と比べて落ち着いていて、まだローンを受けやすい今が検討するべきタイミングかもしれません。

各金融機関の融資条件は、市況や社会情勢によってかなり変わり、一般的に市況がよくないときの条件は厳しくなります。

「不況になって不動産価格が下がったら買おう」と待っていても、その時には「借りれない」という可能性もあります。

現金買いできるほどの自己資金があれば別ですが、ローンをうまく活用していきたい人の場合「金融機関の融資動向」も同時にみていくことが必要です。

融資をうけるまでの流れ

実際に融資を受けるには、いくつものステップがあります。

金融機関によってことなりますが一般的な流れを説明します。

①物件の購入申込

②金融機関に事前打診をする(★)

③事前打診の回答→物件の売買契約を結ぶ

④本審査→金融機関へ売買契約書を提出・面談(★)

⑤承認がおりたらローン契約を結ぶ(金銭消費貸借契約)

⑤融資実行・物件の決済

ローンの申し込みには書類がいくつか必要になってきます。主に必要な書類をまとめました。

スムーズにいくよう事前に準備をしておくことがおすすめです。

【物件に関する資料】※主に不動産会社が用意する書類

・売買契約書

・家賃表(レントロール)

・物件概要

・建物図面

・公図

・建築確認済証

【申込者本人に関する書類】

・身分証明書

・源泉徴収票

・確定申告書

・既存借り入れの返済予定表

・賃貸借契約書

・通帳の写し(残高がわかるもの)

最後に不動産投資ローンを組む際に、とるべき戦略、気を付けるべきことをまとめました。

不動産投資ローンは「戦略」をもつ

借り入れの順番が大事(住宅ローンとどっちが先に借りたほうがいい?)

投資用のローンの中には総借入額でみる銀行もあります。

住宅ローンを先に借りた場合、投資用ローンを借りれる額は減ってしまうケースもありますので、投資用のローンをたくさん組んでいきたい方は、住宅ローンは後回しにされる方の方が多いです。

一棟の物件などでしっかりとキャッシュフローが出る物件を購入していれば、一般的に住宅ローンが借りれないというケースはありません。

一方ワンルームマンションを先に購入してしまうと、ワンルームマンションはキャッシュフローが出ずに、家計を圧迫したり、失敗する方が多い点から、2020年4月からフラット35でも住宅ローンが組みにくくなるという制度改定が実施されましたので、ワンルームマンションの購入は注意が必要です。

金利が低ければいいのではない

不動産投資においてローンの金利が低いにこしたことはありませんが、低ければいいということでもありません。

不動産投資で一番大切なのは、物件の利回り(家賃収入)、返済年数、金利の組む合わせでキャッシュフローがどれぐらい残るのかが重要です。

金利が低いからということで物件を決めるのはとてももったいなく、バランスを考えるようにしてください。

参考に、イールドギャップ「投資利回りと金利の差」を指標として、投資すべきかどうかをみる考え方もあります。

イールドギャップ=物件の投資利回り-借入金利

例えば、物件の投資利回りが8%、金利が2.5%であれば、イールドギャップは5.5%となります。

このイールドギャップは何パーセント以上あれば良いと指標はなく、立地や築年数でどこまでリスクをとっているのか。

また、ローンの返済年数との関係がとても重要で、短い年数で融資を組むのであれば高めに設定しないとキャッシュフローは出ません。

ただ、参考としては、30年や35年の融資を組むのであれば5.5%~6%は最低でも欲しいところです。

マイナスキャッシュフローというのはもってのほかです。

ワンルームマンション投資の場合マイナス収支で提案されることがほとんどです。

金利上昇リスクへの備えもしておく

コロナの影響などで、日銀の金融緩和政策は引き続き行われ低金利が続くことが予想されますが、

それでも常に2~3%程度の金利上昇は当然に想定して借入をするべきです。

以下をみても数%の違いで毎月の返済額にかなり影響してくることがわかります。

金利ごとの毎月の返済額の変化

金利上昇時は、繰り上げ返済をして返済期間を短くすることによりその上昇分の負担を補うことができます。

繰上げ返済には、

①毎月の返済額を減らす

②返済期間を短縮する

2つの方法があります。①ではなく、②の期間短縮の方法を選んでください。

低金利のうちに貯金(キャッシュ)を増やし、金利が上昇した時に繰り上げ返済をして金利上昇分のリスクを軽減する。

また、出来るだけ早く一戸目のローンを完済し、一戸目の家賃を同じ要領で二戸目のローン返済に充てると一戸目より早く二戸目ローンの完済ができます。

さらに1戸目と2戸目の家賃を三戸目、さらに四戸目・・返済していけばそのスピードはどんどん加速し、結果金利のリスクもおさえることができます。

虚偽の申告は絶対だめ

ローンを活用して資産を増やしていくために、金融機関とのおつき合っていくことは大事です。

なので審査書類に虚偽の記載、提出書類の偽造はもってのほかです。

スルガ銀行において、源泉徴収票を改ざんして収入を多く見せるなどといった不正融資が問題となったのは記憶に新しいですね。

不正融資問題の件以来、金融機関の目はかなり厳しくなっています。
審査で不正が発覚した際は今後一切取引してもらえません。

万一審査が通り融資がおりたとしても、その後発覚した場合、一括返済を求められることになりかねないでしょう。

「みんなやっているから」といってすすめてくる業者には注意です。取引しないようにしましょう。

戦略をもって提案できる不動産会社に相談する

不動産投資ローンは、その人の状況(年収・勤務状況・資産状況)によって条件が違います。

借りれるローンの金額も異なるので、年収がそこまで高くない方、頭金が少ない方などは特に戦略をもって臨む必要があります。

融資事情に関しては、不動産会社が詳しいので、いくつかの会社に聞いてみるのも一つの手です。

その場合は、

①将来的にどのくらいの収入(家賃)をうけとりたいのか

②そうなるためにどのように資産を増やしていくべきか

③今自分自身がどのくらい融資がうけられるのか

ライフプランをじっくりヒアリングしたうえで、融資戦略を提案してくれるような不動産会社を選びましょう。

まとめ

不動産投資ローンの融資条件は、市況や社会情勢によって刻々とかわっていきます。「金融機関の融資動向」こまめにチェックし、どういった順序で借りるか、金利上昇リスクにどう対策をとっていくかなど「戦略」をもって効率的に資産を増やしていきましょう。

 

 

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